「雨降りの丘」



緑色に染まった草原が、遮る物もなく照りつく日の光に当てられ、白くきらめく。
すぐに熱くなるコンクリートと違って、強い日差しにも関わらず草の上は涼やかだ。

俺は背を草原に預け、横たわっていた。
今日着てきたのがいつものティーシャツと使い古したジーンズで良かったと思う。
気兼ねなく草原に寝転がれるから。
背中にこびりついた葉を時折払い落としながら実感した。

ひんやりとした地面の感触が気持ちいい。
頭の方には大きな木が生えていて、ちょうど良く周辺に影を作っていた。
天然のパラソルだ。

木は何百歳くらいであろうか。
幹は俺が両手を広げても囲めそうにないくらい太い。
小学校のころ校舎の向かいに生えていた木と、どちらが年上だろうか。
当時の俺にはその木がとても大きく見えたものだが、今となってはどうだろう。
もしかしたら、ここの木の方が年上かもしれない。

ここは小高い丘になっていて、木以外に視界に入る物はなかった。
見下ろせばミニチュアのように眼下に収まる町並みがある。
普段は自分もその中にいるのかと思うと、不思議な感じがする。
もう少し下へ降りれば、ベンチの横に止まったバイクが見えるだろう。
ここまで乗ってきたバイクで、今は一休みさせてある。

葉の隙間からちらちら見える空は青かった。
雲こそあれど太陽からは遠い位置にあるため、日差しは衰えるところを知らない。
木漏れ日がきらきらと輝く。
俺は目を細め、次第に心地よさのあまり、目を閉じていった。

眠気がゆっくりと俺を満たしていく。
買い出しに行かなくては、と思うけれど、一度閉ざしたまぶたは重くてなかなか開けることができない。

今日は仕事場の定休日だったので、俺はバイクを飛ばして買い物に出ていた。
いつも夜遅くまで仕事をしているので、休みの日でもないとあまり買い物にも行けない。
特に買い物がなくてもとりあえず出かける。
意外な掘り出し物があったりすると、それはそれで嬉しい。

チラシを見て雑貨のセールがあったから、今日はそれを見に行くつもりだった。
少々遠いが、バイク好きで職業も整備士を選んでしまった俺だ。
ドライブ気分もかねて、少し足を伸ばしてみた。

今日初めて通りかかる道を進んで、この場所に出くわした。
何となく惹かれてバイクを道の脇に止め木下に寝そべった。
それが案外心地よくて、離れられなくなった。

いっそこのまま寝てしまおうか。
その考えすらも半ば夢の中だった。
せっかくの晴れた日だから、色々やりたいことはあったが、たまには草原の木陰で昼寝をするのも良い。

俺は坂を転げ落ちるみたいに夢の世界へと引きずり込まれていった。
だから最初はそれも夢の中のことだと思った。
「あれ?
今日は雨が降るっていうから来たんだけどな?」
少年の声がして、耳元で草が折れる音がした。誰かが傍を歩いている。
そう認識して、俺は目を開けた。

最初に目に入ったのは、茶色のコートの裾だった。
その間からブーツを履いているのが見える。
一瞬俺は今が何月だったか判らなくなった。
冬だったか?
しかしこの肌にまとわりつく熱気は何だ。
今日の日付を思い出せば確認は取れる……七月の半ば。
やはり夏とまではいかなくても、初夏ではある。

一体こいつは何なんだ、と思ってさらに上を見ると、余計に訳がわからなくなった。
コートは首の辺りが大きく開いていて、肩が丸出しになっている。
だからといって涼しげな訳ではなく、出ている肩や胸部は、包帯で覆われていた。
包帯の奥にのぞく肌の色は、青。
髪は肌よりもずっと濃い紺青で、強風に吹かれたみたいに横に傾いていた。

まだ俺は夢を見ているに違いなかった。
それでこいつは妖精に違いない。
ずいぶんとグロテスクな外見だが、少なくとも人間ではあり得ない。

彼は下を向いた。
大人になりきっていない、骨格の角張っていない顔が俺の方を向く。
幼さを残す無邪気な表情は、非現実的な印象を与えた。
人生観を卓越した存在というか、天使とか、それの印象に近い。
夢の中にふさわしい登場人物だ。

赤い瞳が俺の顔を映し出す。
は虫類のような冷たい光がきらめいた。
「今日は見られないかもしれないねぇ」
彼は口角をつり上げて言った。
慣れた笑いは、作り物めいていた。

同意は求めていないらしく、彼はすぐ視線を逸らした。
俺はなぜかほっとする。
体の力がふっと抜けた。
額を冷たい汗が流れていった。
拭おうと持ち上げた腕はやけに重たかった。

彼は空を見ていた。
雲を積み重ねたような形の入道雲が、ゆっくりと空を横断している。
太陽はその中に隠れてしまったようで、辺りは薄暗かった。
青空はその雲の周りにドーナッツ上に広がっている。
晴れているのに暗いなんて、奇妙な空だ。

空を眺めて、彼は笑っていた。
機嫌がいいのか、足はリズムを取り始める。
鼻歌も聞こえてくるが、奇妙な音程で何の局高判らない。
「良かった、夕立が来るみたいだ」
ぽつりと彼が言った。
俺は身を起こして彼の顔をうかがった。
彼の見ている空は相変わらず青い。
太陽は雲の橋にさしかかっているようで、そこの部分だけ白く光っていた。
大地に淡く影が戻ってくる。
日差しが肌を暖かい幕で包み込んだ。

何かが視界を縦に割った。
ぽつりと音がする。
まさか、本当に雨が。
木の下から頭を出して確かめようとすると、またぽつりと雫が落ちてきた。
今度は頭にだ。
自分の青い髪をなでると、後頭部が濡れていた。

それを皮切りに、唐突に、来た。
ドラムをうち鳴らすかのように、大きな雨粒が大地を叩く。
やがてそれはノイズのような騒音に変わっていった。
天から降り注ぐシャワーは、覆う物のない俺の頭に直撃する。
後頭部に突き刺さる雨はなかなかに強い。
慌てて頭を引っ込めるが、すでに俺の頭はずぶ濡れになっていた。

下を向くと、毛先から頬から鼻の頭から、水が滴り落ちていく。
俺の真下の地面も、俺のせいでびしょびしょになっていた。
俺は大きく息を吐いて額に張り付いた前髪を後ろへなでつけた。
オールバックみたいな髪型になる。
濡れた手を草で拭いて、少し横にずれて腰を下ろし直した。

首の後ろの方も濡れてしまったようで不快だった。
いっそのこと全身がずぶぬれになってしまった方が気持ちいい。
俺は服が背中につかないように身をそらした。
「ああ」と呻く。

少年は肩をすくめた。
「だから言ったのに」
まさか降るとは思わなかったんだ。
声に出して言うにはさすがに言い訳がましいので、目線でそれを訴える。
少年はそれを察したのか、口を三日月形にして笑った。

頭を振って水を飛ばす。
細かい水玉が宙を舞った。
ぼさぼさになった頭を指でなだめる。

どこか遠くで雷が鳴ったが、何処で光ったのかは見えなかった。
辺りは相変わらず明るいのに、雨が降っている。
お天気雨だ。
ならばこの雨もすぐにやむだろう。
もう少しの辛抱だ。

木がぴかっと光った。
急に周囲が白くなって、俺は思わず後ずさった。
背中が木の幹にぶつかる。
数秒の間をおいて、地響きのような低い音が落ちてくる。
今の雷は近かった。
夏はこの夕立と雷がやっかいだ。
両方とも、入道雲の仕業によると習った気がする。
今雷と雨を降らせている雲を見上げたが、真下からは黒ずんだ底辺しか伺えなかった。

「危ない」
そう呟いたのは、誰だったか。
認識するよりも前に、体が引っ張られた。
体が反応しきれず、倒れそうになる。
とっさに足をついたら、ジーンズの膝が濡れた。
もう片方の足を立てて、前進する体を押さえようとする。
顔を上げて、俺はそのまま顔を引きつらせた。

手袋が手首にくっついている。
しっかりと握られている手首は痛い。
手袋の先には少年がいて、彼は俺の方を見ずにぐいぐいと進んでいた。

手袋の中身は空だった。
そこから伸びるはずの腕はない。
手だけが浮いている。
しかし手首をつかむ力は本物だ。
奇妙な光景に、俺は抵抗することも忘れ、雨の下へと放り出された。

光った。
驚く間もなかった。
一瞬、世界が真っ白に染められた。
光っている間だろうか、それとも世界が元の色を戻した寸感だったか。

空気が、割れる。
いや、割られた

「うわっ……」
口の中で上げた悲鳴は、その音にかき消された。
轟音は空気を突き破りながら接近してくる。
着弾点はすぐそこだった。
目の前を光の龍が身をうねらせながら突き進んでいく。
地面に突き刺さった。
肩越しに見た龍は青白かった。
数十秒前まで背を預けていたあの木が、龍に食われていた。

雷が落ちるその一連の流れを、俺の目はハッキリととらえていた。
たった今目前で起こった自然現象が恐ろしすぎて、神秘的ですらある。
もし今俺があの場所にいたならば――。
当然即死だっただろう。
あまり実感が湧かなかったが、足は動かず、俺は呆然とその場に立ちつくした。

直後、ぞわぞわとしたものが体の中を走る。
足から入って、腕を回り胴を回り、また足へと戻って出ていく。
体内を百足が駆け抜けたみたいだった。
気持ち悪くて思わず屈み込む。

それに気付いて少年が大丈夫かと声をかけてくる。
すぐに大丈夫だと返したかったが、思いの外奇妙な感覚は消えてくれなかった。
「もう少し早く気付いていれば、遠くへ離れられたんだけど。
水を伝って少し感電したみたいだね」
少年は屈んで俺の顔をのぞき込む。
「出ている部分だけで良いから、ちょっと見せて」
言われて、両腕を差し出すと、少年は俺の片腕を手に取った。

実際に動いているのは手袋で、彼は俺の向かいに座っているだけだ。
一体どうなっているのだろう。
少年がこの手を操っていることは何となく察したが、原理がよく判らない。
まるで自分の手であるかのようにきめ細やかに動いている。
手袋は俺の腕を裏返すと、反対側の腕をつかむ。
すっかり水分を含んだ手袋の表面はざらっとしている。

「火傷はしてないみたいだ。
どこか痛む所はある? 痺れは?」
両方ともない。
俺は首を横に振った。
少年は頬の力を抜く。
「よかった」

そして立ち上がると、また真面目な顔に戻る。
「平気だとは思うけど、一応病院に行った方がいい」
まくし立てるように言われて、俺は頷くしかなかった。
失礼ながら、まともな台詞がとても意外であるように思えた。
突拍子もないことばかり言うから、変な奴だとばかり思っていたのだ。
だからといって変な奴ではない、とは言い難いが。

木の下を離れたのも、どうやら事前に雷に気付いたかららしい。
そういえば直前に近くで雷が落ちたんだった。
雨が強かったからつい大きな木の傍に行ってしまった。
雷に打たれて死んだ人間は、俺みたいな行動をしてしまったんだろう。
夏になれば必ず見かける「感電死」の三文字に、危うく俺も含まれるところだった。

また体の中をぞわぞわしたものが駆けめぐった。
背中がひんやりとする。
雨に濡れたせいだけではないだろう。
ようやく湧き上がってきた死への恐怖に、俺は身震いした。

しばらく俺は何も言えなくて、命を助けられる形となってしまった少年に「ありがとう」と言えたのは、数分後のことだった。
少年は困ったように微笑み、首を傾げた。
「僕は何もしていないよ」
ためらうようにゆっくり口を開いた。
「あの木の精霊が守ってくれたんだ」

俺は目元を手で覆い、雨の中に佇む木を見上げた。
少年が指さしたのは雷に打たれたあの木だ。
ついに本当の精霊ときたか。
半信半疑で振り向いて、俺は頭からさっと血が引いていくことに気がついた。

雨の中、緑の葉を惜しげもなく広げる、大きな木。
雨の当たらない木下の地面だけは、周囲と違って明るい色をしていた。
黒と緑を織り交ぜた茶色の幹は独自の凹凸を描きながら真っ直ぐ立っていた。
丘の上にぽつんと立つその姿は孤高で、えもいわれぬ威厳がある。

雷に打たれてなお、その木は変わらぬ姿でそこにあった。
炭化して焼け落ちてもおかしくはないのに、枝一つ傷つくことなく、生気をみなぎらせている。
……目に見えずとも精霊の存在を感じずにはいられなかった。

「あ、あがった!」
少年が空を見上げて言う。
つられて俺も空を仰ぐと、その瞬間、雨がぴたりとやんでいた。
雲がどいた空は青一色だった。
あまりにも唐突にやんだものだから、俺は一瞬魔法か何かでも使ったのかと思った。
しかし、少し視線をずらしてみると、そこには雲があった。
さらに頭を下ろして正面を見る。
そこには雨の壁があった。
雲が頭上から移動して、雨が通り過ぎたのだ。
入道雲は雨を降らせ続けながら、ゆっくりと東の方へ向かう。

雲のある場所を境に、世界は雨と晴れに二分化されていた。
俺は雨の壁に腕をつっこんでみる。
手の先は雨、俺の立っている場所は晴れ。
不思議な空間に、俺の胸は少年のように高鳴っていた。

雨雲を追いかけ、坂を下りかけたときだった。
「ほら」
少年の声が坂の上から転がってきて、俺は振り返った。
いつの間にかずいぶん下ってしまったらしく、少年は視界の上の方にいた。
水気を含んだ草は踏むたびに変な音を鳴らす。
長めの草は水の重さに耐えかね、地面に伏している。
短めの草には水滴が光り、太陽の光を浴びてきらきらと輝いていた。

足を滑らせないようにしっかりと体重をかけながら坂を上がった。
少年の隣に並ぶ。
改めて並んでみると、少年は俺より五センチくらい背が低かった。
彼は厚底のブーツを履いているので、実際にはもう少し身長差があるだろう。

手袋は眼下の町を指さしていた。
俺は感嘆に息を飲む。
こんなに近くで見たのは、初めてだった。

目の前の景色には、大きな橋が架かっていた。
長さは何百メートルあるのだろう。
下の方がぼんやりとしているので、正確にはわからない。
綺麗な弧を描いて、大空を横切る。

七色の橋は、町の中に静かに浮かび上がっていた。

今まで見たこともない巨大な虹だった。
境目は七色と言わず、淡い光が幾重にも折り重なっている。
今なら虹の上を通れると思った。
虹の上から見下ろす眺めは壮大に違いない。
もっと遠くには他の虹も見えた。

「綺麗だな……」
「これが見たかったんだ」
思わず漏らした感嘆の言葉に同意するように、少年は言った。
少年が雨を待っていたのはこのためだったんだ。
「来て良かった」
少年は満面の笑みを浮かべる。
白い歯が口からのぞいた。
ヒヒヒ、と変な笑い声を漏らす。
とても嬉しそうなので、あえてつっこまないでおいた。

来て良かった。
心の中で俺も繰り返した。
雨に降られて、頭からつま先までぐしょぐしょだけど、代わりに良いものが見られた。
こんなに大きな虹は、滅多に見られないだろう。
虹の橋を渡って、俺はいつもと違うこの世界をかいま見た。

みんなも一緒に見られれば良かった。
この場所に俺と少年しかいないのがとても残念だった。
一緒だったら、この景色はもっともっと綺麗だっただろう。
また見られるかどうかは判らないけれど、今度はみんなでここへ来ようと思った。
はしゃぐ姿が目に浮かぶ。
それだけでわくわくする。
絶対に来ようと思った。

「君は、次いつ来る――」
また一緒に虹を見よう、と誘おうとして、少年の方を見る。
そこには木があった。
それだけだった。
昨日後ろへ回り込んでみても、少年の姿は見えない。
丘の上から辺りを見渡しても、人影は見つからなかった。

目を離していたのはたった十数秒であったのに。
いつの間に去っていったのだろうか。
せめて名前だけでも聞いておけば良かった。
助けてくれた礼もまだろくにしていない。

寂しい感じがして、木の幹に寄りかかった。
濡れたシャツが肌に張り付いた。
髪を後ろにかき上げて、もう一度周囲を見回してみる。
少年の姿はなく、顔を思い出そうとしても、記憶はもやがかかったように曖昧だった。

まるで夢の中の登場人物だったかのようだ――。
それとも、夢だったのだろうか。
青い肌に浮かぶ手袋、精霊の話。
どれもこれも非現実的すぎて、思い出せば思い出すほどに信じられなくなる。

だけど服はずぶ濡れだし、感電したときの感触も思い出せる。
少年がさっき指さした方向を見ると、そこには虹があった。
すでに薄くなり、空気に溶けようとしていたけれど、確かに虹は架かっている。
夢などではない。
そう思いたかった。

俺はシャツの裾をつかんで、絞った。
水がじわじわとあふれてきて、地面に落ちていく。
絞った後のシャツはしわしわだった。
ズボンの裾も同様に絞ったが、あまり効果はない。
水分を含んだズボンは重たく、歩きづらかった。

靴を脱いで中にたまった水を流す。
靴下は気持ち悪いので脱いでしまう。
ポケットの中に無理矢理詰め込むと、不自然なふくらみができた。

また会えるだろうか。
坂を下りながら考える。
夢の中の人物かもしれないけれど、会いたいと思った。
浮かぶ手袋の謎も聞きたいし、奇抜な服装の理由も知りたい。
お礼もちゃんと言いたい。
なんといっても命の恩人だ。

丘を取り囲むようにして、カーブの多い道がある。
その途中にぽつんとベンチがあり、並ぶようにして街頭が立つ。
街頭の下にはバイクが止めてあった。
先日洗車したばかりのバイクは、にわか雨にやられて水浸しになっている。
大切なバイクが水に濡れてしまったことは、俺にとっては自分が濡れることよりもショックだが、笑って許せるような気がした。
俺が濡れてしまっているのだから、濡れたバイクにまたがろうとも関係ないだろう。

たぶん、また会えるだろう。
奇妙なことに、それは確信じみていた。
そんな気がした。
空には虹が架かっているのだから。

俺は濡れた頭をヘルメットにつっこみ、エンジンをかける。
けたたましい音を立ててバイクは震え上がった。
軽く地面を蹴って走り出す。
いつもよりも遅い速度で、最初のカーブをゆっくりと曲がった。

そして俺は、虹の方へと走っていく。



FIN.



名前の出てこないスマイル&ヒュー小説でしたー。
判りにくくてすみません。
一人称って名前を出しづらくて。
話の雰囲気がちょっと不思議っぽかったのもあって、最後まで登場人物をぼかしてしまいました。
スマイルもヒューも私の大好きなキャラです。
それを組み合わせたら……実に不思議なことになりました。
ちなみに、雷の音が聞こえたら、数分後に自分の近くでも雷が落ちる可能性があるそうです。
遠くで鳴っただけだから大丈夫、というものでもないようです。
雷が鳴ったときに危険な場所にいた場合はすぐに非難しましょう。



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